「小林秀雄に学ぶ塾」サテライト塾のご案内

「小林秀雄に学ぶ塾」は、鎌倉の山の上の家塾を中心に、江古田(東京)塾、大阪塾、広島塾がそれぞれサテライト塾として別個に活動してきました。しかし、新型コロナウイルス禍に対処するため各塾すべてオンライン方式を導入し、令和4年4月からは、これらのサテライト塾を統合して≪私塾レコダL’ecoda≫という総称を掲げ、これまでの江古田塾での「小林秀雄と人生を読む夕べ」に「小林秀雄『本居宣長』を読む」「『萬葉』秀歌百首」を加えて以下のように展開します。

 

1.「小林秀雄と人生を読む夕べ

小林秀雄先生の作品を一篇ずつ取上げて鑑賞する勉強会で、毎月第3木曜日、19~21時に開きます。当面のプログラムは以下の通りです(作品名の後の数字は「小林秀雄全作品」の収録集)。前半が「小林秀雄山脈55峰縦走」、後半が「小林秀雄、生き方のしるし」となります。

 

令和4年04月

 

一ツの脳髄(1)/歳月をかけるということ

05月

 

「悪の華」一面(1)/天寿を磨くということ

06月

 

様々なる意匠(1)/考えるということ

07月

 

Xへの手紙(4)/読むということ、書くということ

08月

 

故郷を失った文学(4)/知るということ、感じるということ

09月

 

カヤの平(5)/見るということ、聴くということ

10月

 

私小説論(5)/(以下未定)

11月

 

作家の顔(7)/同上

12月

 

読書について(11)/同上

令和5年01月

 

人生の謎(12)/同上

02月

 

オリンピア(13)/同上

03月

 

蘇我馬子の墓(17)/同上

 

2.小林秀雄「本居宣長」を読む

本塾の塾頭池田雅延が、令和二年から新潮社主催の≪新潮講座≫で続けてきたものですが、≪新潮講座≫の暫時全面休講に伴い、四月からは≪私塾レコダL‘ecoda≫に移して継続することとなりました。

塾の進め方は毎月第一木曜日の19~21時に、小林秀雄氏著「本居宣長」(新潮社刊『小林秀雄全作品』第27集・第28集所収)を一章ずつオンラインで読んでいきます。

 

令和4年04月

 

第十九章(27)

05月

 

第二十章(27)

06月

 

第二十一章(27)

07月

 

第二十二章(27)

08月

 

第二十三章(27)

09月

 

第二十四章(27)

10月

 

第二十五章(27)

11月

 

第二十六章(27)

12月

 

第二十七章(27)

令和5年01月

 

第二十八章(27)

02月

 

第二十九章(27)

03月

 

第三十章(27)

 

3.「新潮日本古典集成」で読む「萬葉」秀歌百首

本講座も塾頭池田雅延が≪新潮講座≫で令和二年から続けてきたものですが、こちらは毎月第四木曜日の19~21時に開催します。

「新潮日本古典集成」とは、新潮社が創立八十周年を記念して昭和五十一年から出した全八十二冊の古典全集です。池田雅延はその準備段階から新潮社で編集に携わり、「古今和歌集」「枕草子」「方丈記・発心集」「謡曲集」「本居宣長集」などとともに「萬葉集」全五巻を担当しました。今回の講座名に、敢えて≪「新潮日本古典集成」で読む≫と謳った理由はそこにあります。「新潮日本古典集成」の「萬葉集」(以下「新潮萬葉」と呼びます)は、他の類書とちがい、「萬葉集」の歌を一首ごとに解釈するのではなく、隣りあっている二首、あるいは列なっている四首、八首などをそれぞれ歌群単位で味わっていくのです。この読み方は、「萬葉集」全二十巻にわたる本格的註釈を元禄時代に初めて為し遂げた契沖の示唆によっています。

また、本講座で味わっていく≪「萬葉」秀歌百首≫は、契沖に学んで「新潮萬葉」の註釈方針をリードされた伊藤博氏(刊行当時筑波大学教授)が、何度にも及んだ手直しを経て平成八年(一九九六)に決定版とされた百首です。その百首を一回につき二首ずつ、「新潮萬葉」の註釈で読んでいきます。七月からの三か月は次の六首を取り上げます。

七月:

夕闇は 道たづたづし 月待ちて ませ我が背子 そのにも見む

大宅女[709]43

妹が見し あふちの花は 散りぬべし 我が泣く涙 いまだなくに

山上憶良[798]44

八月:

常知らぬ 道の長手を くれくれと いかにか行かむ かりてはなしに

山上憶良[888]45

若ければ 道行き知らじ まひはせむ 黄泉したへの使 負ひて通らせ

山上憶良[905]46

九月:

み吉野の 象山きさやま木末こぬれには ここだも騒く 鳥の声かも

山部赤人[924]47

ぬばたまの 夜の更けゆけば 久木ひさぎふる 清き川原に 千鳥しば鳴く

山部赤人[925]48

十月以降も、三か月ごとに、月々取り上げる歌をこういうかたちでご案内します。

 

4.お申込み方法(三講座共通)

参加を希望される方は、講座名・開催日時に、お名前とメールアドレスを明記の上、「私塾レコダL’ecoda事務局」lecoda.shijuku2022@gmail.comまでご連絡ください、事務局から詳細をお知らせします。

参加費は一回につき2,000円(学生1,000円)です。参加のお申込みをいただいた方には事務局から参加費の納入先をお知らせし、参加費のご入金が確認でき次第、受講に必要な専用URLをお送りします。

 

5.お申込み後のお願い(同)

(1)参加費をいただいた方には、事務局から勉強会当日のZOOMミーティング専用URL、ID、パスワード、およびミーティング参加への招待メールをお送りします。このURL、ID、パスワードは参加申し込みをされたご本人に限ってお送りしますので、ご友人やご家族など身近な方々、および当塾の塾生同士も含めてご本人以外の人と共有することは固くお断りします。

(2)塾当日、お送りしたZOOMミーティング専用URL、ID、パスワードをパソコンかスマートフォンでクリックしていただくと勉強会に参加できます。

(3)当塾のオンライン講座は、小林秀雄先生の遺旨に則り、ZOOMに備わっている録画機能は使いません。これに伴い、参加者の録画、録音も認めませんのでお含みおきのほどお願いします。

 

お問合せ先:「私塾レコダL’ecoda」事務局
lecoda.shijuku2022@gmail.com