[私塾レコダl’ecoda](オンライン「小林秀雄に学ぶ塾」)のご案内

「小林秀雄に学ぶ塾」は、平成24年2月、茂木健一郎さんの呼びかけで発足した鎌倉の「山の上の家塾」を中心に、東京塾、広島塾、大阪塾、芦屋塾、仙台塾がそれぞれサテライト塾として十年以上、個別に活動してきましたが、令和4年4月、これらのサテライト塾を統合して≪私塾レコダl’ecoda≫という総称を掲げ、オンライン方式によって「小林秀雄と人生を読む夕べ」「小林秀雄『本居宣長』を読む」「『萬葉』秀歌百首」と、三つの講座を以下のように設けています。

また、ホームページを「身交ふ」(むかう)と名づけて月刊雑誌風に仕立て、内容も月々新しくして発行しています、URLはhttps://lecoda.jpです、講座内容のご確認や受講のお申込みにもご利用いただけます。

 

講座1.小林秀雄と人生を読む夕べ

小林秀雄先生の作品を一篇ずつ取上げて鑑賞する第一部「小林秀雄山脈五十五峰縦走」と、「常識」「教養」「魂」など身近な言葉の深い意味を小林先生に学ぶ第二部「小林秀雄 生き方の徴(しるし)」とから成る勉強会で、毎月第三木曜日の19時~21時に開きます。当面のプログラムは以下の通りです。

 

令和06年

11月

第一部:当 麻(新潮社刊「小林秀雄全作品」第14集所収)

第二部:「古典」という言葉

12月

第一部:無常という事(同第14集所収)

第二部:「発明」という言葉

01月

第一部:平家物語(同第14集所収)

第二部:「詩魂」という言葉

02月

第一部:徒然草(同第14集所収)

第二部:「心眼」という言葉

03月

第一部:西行(同第14集所収)

第二部:「告白」という言葉

04月

第一部:実朝(同第14集所収)

第二部:「孤独」という言葉

 

*第二部で取り上げる言葉は、変更になることがあります。

 

講座2.小林秀雄「本居宣長」を読む

「本居宣長」は、小林先生が六十三歳の年の昭和40年6月から七十四歳の年の51年12月まで十一年六か月にわたって雑誌『新潮』に連載し、連載終了後もさらに十か月以上に及んだ全面推敲を経て52年10月、新潮社から刊行した全五十章の大作です。

塾の進め方は毎月第一木曜日の19時~21時に、「本居宣長」を一章ずつ読んでいきます。当面のプログラムは次のとおりです。

令和6年

10月

第四十一章(新潮社刊「小林秀雄全作品」第28集所収)

11月

第四十一章(同)

12月

第四十二章(同)

令和7年

01月

第四十三章(同)

02月

第四十四章(同)

03月

第四十五章(同)

*毎月一章ごとに講義を進めますが、章によっては前半と後半に分け、

これによって講義対象の章が繰り下がることもあります。

 

講座3.「新潮日本古典集成」で読む「萬葉」秀歌百首

「新潮日本古典集成」とは、新潮社が創立八十周年を記念して昭和五十一年(一九七六)から出した全八十二冊の古典全集です。塾頭池田雅延は新潮社でその編集に携わり、「古今和歌集」「枕草子」「方丈記・発心集」「謡曲集」「本居宣長集」などとともに「萬葉集」全五巻を担当しました。今回の講座名に、敢えて≪「新潮日本古典集成」で読む≫と謳った理由はそこにあります。「新潮日本古典集成」の「萬葉集」(以下「新潮萬葉」と呼びます)は、他の類書とちがい、「萬葉集」の歌を一首ごとに解釈するのではなく、隣りあっている二首、あるいは列なっている四首、八首などをそれぞれ歌群単位で味わっていくのです。この読み方は、「萬葉集」全二十巻の本格的註釈を元禄時代に初めて為し遂げた契沖の示唆によっています。

また、本講座で読む≪百首≫は、契沖に学んで「新潮萬葉」の註釈方針を先導された伊藤博氏(刊行当時、筑波大学教授)が、何度にも及んだ見直しを経て平成八年(一九九六)に決定版とされた百首です。その百首を毎月二首ずつ「新潮萬葉」の註釈に則して読んできていますが、いよいよ本年(令和六年)十一月、最後の第100番歌に到達します、そこで十二月からは第1番歌に戻り、これまでと同様に読んでいきます。

 

令和6年11月:

防人さきもりに 行くはと 問ふ人を 見るがともしさ ものひもせず

昔年の防人の妻[4425]99

あらたしき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけごと

大伴家持[4516]100

令和6年12月:

たまきはる の大野に 馬めて 踏ますらむ その

中皇命[4]1

<後半>新潮日本古典集成で読む「萬葉」秀歌百首、再読開始記念特別鑑賞歌

「萬葉集」巻第一巻頭歌、雄略天皇御製

もよ みもち ふくしもよ みぶくし持ち この岡に 摘ます子

らせ 名らさね そらみつ 大和やまとの国は おしなべて 我れこそれ、

しきなべて我れこそれ 我れこそばらめ 家をも名をも

[1]

令和7年01月:

にき田津たつに 船乗りせむと 月待てば もかなひぬ 今はぎでな

額田王[8]2

海神わたつみの くもに入日さし のつく さやけくありこそ

中大兄皇子[15]3

令和7年02月:

あかねさす 行き しめ行き もりは見ずや 君が袖振る

額田王[20]4

紫草むらさきの にほへるを にくくあらば 人妻に 我れ恋ひめやも

大海人皇子[21]5

令和7年03月:

川のの ゆつ岩群いはむらに 草さず にもがもな とこ処女をとめにて

吹芡刀自[22]6

春過ぎて 夏きたるらし 白栲しろたへの したり あめ

持統天皇[28]7

各歌末尾の[ ]内は新潮日本古典集成『萬葉集』の歌頭に

打たれている『国歌大観』の歌番号、その次の数字は今回の

秀歌百首の通し番号です。

令和6年4月以降も、月々取り上げる歌を

こういうかたちでご案内します。

 

4. お申し込み方法

(三講座共通)

参加を希望される方は、講座名・開催日時に、お名前とメールアドレスを明記の上、≪私塾レコダl’ecoda≫のホームページ「身交ふ」(むかう)URL:https://lecoda.jpの「参加お申し込み」からお申し込みください。

参加費は一回につき2,000円(学生1,000円)です。参加のお申込みをいただいた方には事務局から参加費の納入先をお知らせし、参加費のご入金が確認でき次第、受講に必要な専用URLをお送りします。

 

5.お申込み後のお願い(同)

(1)参加費をいただいた方には、事務局から勉強会当日のZOOMミーティング専用URL、ID、パスワード、およびミーティング参加への招待メールをお送りします。このURL、ID、パスワードは参加申し込みをされたご本人に限ってお送りしますので、ご友人やご家族、および当塾の塾生同士も含めてご本人以外の人々との共有は固くお断りします。

(2)塾当日、お送りしたZOOMミーティング専用URL、ID、パスワードをパソコンかスマートフォンでクリックしていただくと勉強会に参加できます。

(3)当塾のオンライン講座は、小林秀雄先生の遺旨に則り、ZOOMに備わっている録画機能は使いません。これに伴い、参加者の録画、録音も認めませんのでお含みおきのほどお願いします。

 

お問合せ先:「私塾レコダL’ecoda」事務局

lecoda.shijuku2022@gmail.com

 

以上